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               浄信寺報恩講平成17年記録    2005(平成17)年11月9日(水) 勤修
  節談説教『忠臣蔵 寺岡平衛門の段』          The Record of the Hoonko Services  

 満堂の群参を陶酔させた『ほんこさん(報恩講)』は、どこへいってしまったのか? 
 今日では「七昼夜別時念仏」・「お取り越し」とか「お引き上げ」の言葉さえ死語になりつつあり、各寺院での報恩講での参詣人が、減少していく現実がある。
 難しい教理・教義を今風の講義形式での説教・法話は、浅学非才な小生には満足に出来ない。そんな折り「宗教は理屈ではない、学問や知識だけでは信心は得られない、学問や理屈が優先して、哲学や宗教学の講義のような法話を聞かされる会場に、宗教的雰囲気が漂わぬのは当然である」との関山和夫氏の明言にであい。『節談説教』に魅了されてしまいその魅力を、自坊の報恩講でご門徒の方と共有できれば素晴らしい事ではないのか、そんな想いを抱き、今年(2005)は、伝説になってしまった、祖父江省念師の『忠臣蔵・・寺岡右衛門の段・・』を住職の羽塚孝和が演じてみました。

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